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2009年10月28日水曜日

コールドリーディング、ラポール、ストックスピール


"ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)" (飯田 泰之)

明らかに誤りである主張を見抜く

根拠が不足している議論を「怪しい」と感じる

ための簡便な手法

5つのチェックポイント

  1. 単純なデータ観察で否定されないか
  2. 定義の誤解・失敗はないか
  3. 無内容または反証不可能な言説
  4. 比喩と例話に支えられた主張
  5. 難解な理論の不安定な結論

2009年10月24日土曜日

会計が経済に与える影響

"会計学はこう考える (ちくま新書)" (友岡 賛)



実は、経済の変動は制度による人為的なところが大きい。

草食系アニマルスピリット


"アニマルスピリット" (ジョージ・A・アカロフ, ロバート・シラー)

ケインズのアニマルスピリットと違うなあと感じながら読み進めていたら、訳者あとがきで同じことがかかれていた。

「本書のアニマルスピリットは、(途中略)荒々しく行動的なアニマルだけでなく、(途中略)行動しない臆病な弱々しいアニマルも含む、合理的でないものすべてを指す。」

やはり、この本では血気ではないよなと納得。

山形浩生の訳者あとがきを読み、そこで白眉とたたえられた第7章とそのおまけ(付記)は、確かに必読。

また、第7章のカナダの状況と題されたパラグラフ。あまり取り上げられることのない事例なので、参考になる。

なぜか私の読む経済関係の本の議論では、日本銀行の行動に対して批判的なものが多い。それが意見の多数を占めているのならばわかるが、それらの書ではどうもそうではないと著者たちは言っている(少なくても、日本のなかでは。)のに、なぜそうなっているのだろう。

一般向けの書物を権力側が記すことはあまりないということなのだろうか。

権力外の人は、その意見の正当性を広く世間に知らしめないと勝負にならないので、自然パブリシティに力を注ぐのであろうか。しかも失敗しても無くすものは現に権力にいる人と比較して少ないであろうから、自然筆致も勢いのいいものになって面白く、人口に膾炙することになる。

でも社会システム上中枢にいる人の慣性は協力でなかなか変わっていかないということか。


2009年10月18日日曜日

マンキュー10


思い出した。

「マンキュー入門経済学」

第1部 イントロダクションに経済学の十大原理が記載されている。

 人々はどのように意志決定するか

   人々はトレードオフ(相反する関係)に直面している

   あるものの費用は、それを得るために放棄したものの価値である

   合理的な人々は限界的(marginal)な部分で考える

   人々はさまざまなインセンティブ(誘因)に反応する

 人々はどのように影響しあうのか

   交易(取引)はすべての人々をより豊かにする

   通常、市場は経済活動を組織する良策である

   政府は市場のもたらす成果を改善できることもある  

 経済は全体としてどのように動いているか

   一国の生活水準は、財・サービスの生産能力に依存している

   政府が紙幣を印刷しすぎると、物価が上昇する

   社会は、インフレ率と失業率の短期的トレードオフに直面している


ブランド

"ブランド帝国LVMHを創った男 ベルナール・アルノー、語る" (ベルナール・アルノー)

2003年1月初版。原書は、2000年。

現在では、古式蒼然な部分がある。時代の変転はすさまじい。

2009年10月13日火曜日

昭和恐慌、平成恐慌?


"経済失政はなぜ繰り返すのか―メディアが伝えた昭和恐慌" (中村 宗悦)

小泉時代に書かれているため、若干古くささは残る。

しかし、著者の指摘する精神主義の残滓は未だに残っており、特に日銀の対応は変わっていない。

2009年10月12日月曜日

経済学思考の基本ルール10

"経済学思考の技術 ― 論理・経済理論・データを使って考える" (飯田 泰之)

●経済学思考の基本ルール10

1. 論理的に語らなければならない

2. データに裏付けられた論理で語らなければならない

3. 人はインセンティブに従って行動する

4. 個人がアクセスできるフリーランチはない

5. 市場均衡は非常によい性質を持っている

6. 価格の調整は緩慢にしか行われない

7. 経済状態は自己決定的な性質を持つ

8. グロスだけでなくネットで考える

9. 名目変数と実質編集には区別が必要

10. 正しい「単純化・論理構成・データ確認」から導いた結論は常識に勝る

たしかマンキューにも基本ルールがあったような。いくつだったかな。


2009年7月11日土曜日

建築家と建築家と建築家志望

"ヒトラーの建築家" (東 秀紀)

最近読書シリーズばかりです。

シュペーアからみて未来のそして遠い東洋の作家による自分の人生の素描。

自己の回想録では晦渋であったところの確認とその後の軌跡を知るには有益な物語。

2009年7月6日月曜日

ミュールあるいは秀吉

"銀河帝国の興亡 2 怒涛編 (創元推理文庫 604-2)" (アイザック・アシモフ)

この作品を書いた時にアシモフが日本の秀吉のことを知っていたとは思えない。

しかし、私が中学生の時初めて読んで思ったのは、ミュールの造形、これってまるで秀吉だということ。

低い出自から瞬く間に一代で日本の主となった人物。

その力は、ひとたらしと呼ばれる抜群の人心掌握術にあった。

普通の人間にあれほど他人の心のコントロールができるものだろうか。超能力 ?

そして、ミュールと重なる種としての生命力の弱さ。

一代で崩壊を運命づけられた王朝。

ファウンデーションシリーズの暗合としては、テルミナスと日本というのもあって、当時からとても親近感のあった作品。

振り返れば、高校の時の歴史好き、ひいては、世界史大得意時代のベースとなったものだったのかも。

大学進学にあたっても入試科目から志望校を絞り込んだことを思うと、ある意味私の人生は、この作品を読んだことによってとんでもなく大きな影響を受けたことになる。



2009年7月1日水曜日

知の産業革命のために、前進せよ !



大企業のメリットは低下した
大企業は新しい情報技術を使えない
日本経済の停滞は、新しい情報技術への不適合による

この人の本は、典型的なハーベイロードと感じるとともに、そんなに単純化して良いのかなとも思う一方で、なぜか元気になる。

2009年6月28日日曜日

凝縮された建築家住宅本


"24の家 建築家と建てた夢を育む住まい" (鈴木 紀慶)

目次

こころが澄む。 中村好文/湘南の家 神奈川県鎌倉市

自然と対話する。 川口通正/穴居人 東京

夢のかたち。 岸 和郎/深谷の家 埼玉県深谷市

白いかげり。 坂本 昭/白翳の家 大阪府箕面市

身近に感じる自然。 竹原義二/箱作の家 大阪府阪南市

屋根の上で楽しむ。 手塚貴晴+手塚由比/屋根の家 神奈川県秦野市

気持ちのよい平屋。 横河 健/赤堤の家 東京都世田谷区

自然を崇める。 後藤哲夫/Asian Gate House 沖縄県島尻郡

爽やかな白い箱。 小川晋一/White Cube  広島県広島市

清楚なうつわ。 小泉誠/スミレアオイハウス  東京都三鷹市

反転する内と外。 椎名英三/光の森  群馬県前橋市

カフェで憩う。 内海智行/nooks  埼玉県新座市

床に親しむ。 大野正博/稔台の家  千葉県松戸市

やわらかい仕切り。 泉 幸甫/Apartment 鶉  東京都豊島区

空気をまとう。 三分一博志/エアー・ハウス  山口県萩市

森に住む。 堀部安嗣/軽井沢の家  長野県佐久郡

建築を楽しむ。 坂 茂/ガラスシャッターの家  東京

自然と戯れる。 末廣香織+末廣宣子/佐伯の住宅 大分県佐伯市

甦える民家。 矢吹昭良/八尾の家 大阪府八尾市

海を楽しむ。 梅林 克/BEACH HOUSE 千葉県富津市

箱に住む。 難波和彦/箱の家-71 東京都調布市

淡い光。 隈 研吾/PLASTIC HOUSE 東京都目黒区

聖なる場。 竹山 聖/安城のスタジオ 愛知県安城市

夢の箱。 安藤忠雄/4×4の家 神戸市垂水区

24人の建築家リスト

2009年6月27日土曜日

広がるエイティーズ


"「理工系離れ」が経済力を奪う (日経プレミアシリーズ)" (今野 浩)

1964年生まれの私が高校生の時には、たしかにトップクラスの出来る子は理系クラスを選択していた。

その遠因がスプートニクショックにあったとは。

そして今は、スプートニクショックの震源地ソ連すらない。



題名から妙なよいしょ本かと思いきや、的確な社会経済分析をベースとしたいたって真面目な内容の本。

あのころの選択や過ごした時代を、大きな視野でパズルを組み合わせるように思い起こすと、戯画的でありながら、その一瞬一瞬の真剣さはなんともいじらしい。





2009年6月21日日曜日

岡崎高校コーラス部、モーツアルトのレクイエムを唄う。






今日久しぶりに愛知県芸術劇場コンサートホールに行きました。
ベルリン・フィルハーモニー、サントリーホールと同じワインワインヤード型で、座席は、舞台正面から向かって右。指揮者の右顔がよく見える位置でした。
コバケンさん見るの何年ぶりでしょうか。かわらず、お元気そうです。
端正な40番には、ちょっとイメージ的にどうだろうなんていらぬ心配をしていましたが、あのうなり声があっても、流麗でありながらスイング感が溢れる演奏で、満悦しました。
そして、今日のコンサートのメインは、岡崎高校コーラス部の歌声です。
モーツァルトのレクイエム。
すばらしい。
私たちが在学していた時には、これほどの隆盛になるとは、思っていませんでした。
これでも当時少し誘われて、何日か練習に参加したことがあったのですが、没入するにはいたらず、敬して遠ざかりました。
もっと、当時は、いろいろ忙しかったし、余裕がないと思っていたものですから。



2009年6月20日土曜日

帰蝶、あるいは

"異形の城" (東 秀紀)

安土城趾は、昔見に行ったことがあります。

1回ということはない。

2回だったかな。3回かも。

最初に行った当時は石垣しかありませんでした。

信長時代には、安土山の麓まで迫っていた湖の水は、遥か遠くに後退していました。

それほど期待せずに読み始めたものの、安土城と明智光秀の反逆を結びつけたのは、建築の専門家ならでは着眼点。

本能寺もの、信長ものは多く読んだが、帰蝶が唆したというのも、ここまで直接的に書いているのを読むのは初めて。

内藤教授の復元案にはいろいろ異論も出ているようだが、吹き抜けの描写があるからこそ、この小説は映える。

光秀の行動が得心のいくものとして、迫って来た。

俺たちはチームだ By

"なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術" (小室 淑恵)


  1. 朝メール
  2. 夜メール
  3. 一週間記録シート
  4. 業務分析シート
  5. 課題発見シート
  6. 見直し面談
  7. チームビジョン
  8. カエル会議
  9. ドリームミーティング
  10. ムダトリ会議
  11. 引き継ぎマニュアル
  12. マルチ担当制
  13. ミニドミノ人事
  14. プラスα評価
  15. 全員メンター制
  16. ほめ9:だめ1
  17. アクションシート
  18. カンタンIT
  19. 全部議事録
  20. スキマ面談
  21. 在宅勤務システム
  22. スキマ備忘録
  23. ミニ締め切りルール
  24. 変化報告シート
  25. カエル! ジャパン




2009年6月19日金曜日

iPhoneOS3.0アップデート

夕方豪雨。 電車が止まり、ダイヤ乱れる。 役員の会議原稿案書きが降って湧いたこともあって、家に着いたの11時。 エクセルパスワード問題も未だ解決せずブルー。 と! iPhoneOS3.0配布開始しているではないか。忘れてた。 早速アップデート。 無事完了。 えっ! Wi-Fi ネットワーク検出しない。 慌てたが、電源OFFして再起動で簡単に解決。