あれから、ちょっと異世界を体験していまして、まったくブログはほったらかしでした。普通に勤めに出て、普通に家に帰っているのですが、まわりの風景が全然違う日々を送っていました。
私はド近眼で、大学が一年遅れたのも、そのことが直接的な原因なのです。というかそう思っているのですが、いまでも裸眼生活に、特に裸眼での読書、勉強生活に恋い焦がれているのです。最も薄いものを選んでもメガネのレンズの厚さは大層なもので、月9のガリレオで福山くんがしていたようなクールな3ポイントが使えないことも悲しいことですが、なにより、レンズごしで文字をみることが気になって仕方ないことを意識してしまう時があるのです。
この夏、オルソケラトロジーを知って、急にその気持ちが強まり、一番自宅からの交通の便がよいところで、その治療を受けられる眼科を訪ねたのです。そこは、一週間のお試しコースが3,150円で受けられます。これなら体験してもいいだろうというところです。
初日、オルソレンズをつけると、これがものすごく良く見える。普通のコンタクトのような度は入っていないのに、ものの輪郭立体感がすばらしい。3時間程度つけてみて、外してみると、はやくも少し視力があがっている。両目とも0.1なかったのに、ぶわぶわした見え方ではあるものの0.5程度みえるじゃありませんか。
一週間しても、初回と見え方はそんなに変わらなかったものの、この医院では、一週間の次に、3か月のとりあえずコース5万円があるので、引き続いて挑戦してみることにしました。
こうして、夜レンズをつけ、昼間外す生活を送ったのです。確かに、効果はありましたが、日常の仕事が全然問題なくこなせるレベルまで達したかというと、私の場合は、ちょっと厳しいものでした。昼間でも車の運転は、危険な感じで、夜になるとやはり見えにくさは相当なものです。
それに、睡眠のぐっすり感が明らかに治療をしていない時より劣るのです。また、どうも乱視は前よりひどくなっていくような感じでした。
結局、1年コースへは進まず(3年コースまであって、そこまでやると全部で25万円になります。)、昨年一杯で治療を終了しました。
このできごとが、一昨年にもえあがった私のマイブーム、公認会計士資格ブームに水を差しました。
『せいすうたん1』は数の宝石箱
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今回は、関真一朗・小林銅蟲『せいすうたん1』日本評論社を紹介しよう。これはまるで、数の宝石箱のようなすばらしい本だ。
その前に、前回にも行った、ぼくが講義する市民講座の紹介を今回もやっておきたい。 早稲田エクステンションセンター 中野校
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