著者は、早生まれでなければ、ちょうどわたしと同学年にあたる。
大学卒業後に銀行(住友か三和であろうか。)に一時勤めた後、学者の進に移って現在は、東京大学東洋文化研究所准教授である。
通常、経済学の世界では、神格化されているスミス、神格化されつつあるフリードマンに対しても容赦ない。ネクロ経済学と名付けて、その破壊的な側面を抑制する必要があると説く。
孔子、フロム、ポラニー、フィンガレット、エンデなど多彩な人物、思索をふまえ、ビオ経済学を希求する。
『せいすうたん1』は数の宝石箱
-
今回は、関真一朗・小林銅蟲『せいすうたん1』日本評論社を紹介しよう。これはまるで、数の宝石箱のようなすばらしい本だ。
その前に、前回にも行った、ぼくが講義する市民講座の紹介を今回もやっておきたい。 早稲田エクステンションセンター 中野校
世界は数でできている~無理数から理解する株からカオス理論まで 全3回 2...
1 週間前