小学生の時は、誰もいない城に暮らす未来を夢想していた。その城は、深い堀に囲まれている。大伽藍で、大概が夜で、星の下、堀の水面に明かりが揺れている。こういう時を維持するためには、経済的な裏付けが必要なことは既にしっていた。外に出ずに食べていける仕組みが必要なことを。そして、そういう生活はまず無理と諦観を抱いていた。
『せいすうたん1』は数の宝石箱
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今回は、関真一朗・小林銅蟲『せいすうたん1』日本評論社を紹介しよう。これはまるで、数の宝石箱のようなすばらしい本だ。
その前に、前回にも行った、ぼくが講義する市民講座の紹介を今回もやっておきたい。 早稲田エクステンションセンター 中野校
世界は数でできている~無理数から理解する株からカオス理論まで 全3回 2...
1 週間前