つぎのように考えました。
(以下 iPhone 購入を正当化するための理論武装開始)
「パケット定額フル」の定額料が再度見直された結果、最低トータルコストは、
980 + 1,029 + 315 + 3,360(購入する iPhone 3G が16GB の場合) - 1,920 で 3,764 になる。
いま使っているのは au 。ワンセグ結局使わないし、Edy と QP は、カードで代替できる。これらは支障ない。
しかし、家族で使っているため(しかも妻は新機種に変更したばかり、その時私も間が悪いことに誰でも割に入ってしまったんですよ、これが。)、au のすべてをいますぐに MNP したり、解約はできない。
また、回線の安定性、堅牢性という点で、ソフトバンクにいまひとつ心配なところがあることも、いろいろな媒体から聞こえてくる。
だから、au の電話とCメールは安全の手札として残しておきたいという思いもある。
見直し前は、抵抗があったが、この価格なら、EZweb を取りやめれば、- 1,365 だから、3G回線利用を極力避け、Wi-Fi ですませれば、月々 2,399 のキャッシュアウトですむということになる。
そんなことが果たして、どこでもネットの誘惑に抗して実現できるものか怪しいとは危惧しながらも、在庫も潤沢になってきているし、新しい iPod touch がベールを脱いで、カメラ機能がないことがはっきりしたことで、それと覚悟して iPhone 3G を購入できる環境が整ったことは疑いない。
EZweb を利用したネット通信料は先月は3千円をこえていた。
あの貧弱なネット環境でそれだけ使うのなら、 iPhone のネット環境ならバチはあたらないのでは・・・。
ちょうど iPhone 2.1 Software Update が公開され、これが評判がいい。
などなど
(以上 iPhone 購入を正当化するための理論武装終了)
また、家から一番近いソフトバンクにいきました。なんどもショップの前まではいっていたのですが、踏み切れないでいたのです。
ついに、始動です。先週の日曜日の午後3時頃でした。
カウンターは1つ空いていました。店内を見ている人はいましたが、待っている人はいませんでした。
お姉さんに話しかけます。
「 iPhone をお願いします。」
「 iPhone ですか。」
明らかに動揺した雰囲気。店内には、 iPhone のポスター、緊急入荷、値下げの貼り紙が貼られ、使用料の説明用チラシが置かれているのに、ぎこちないお姉さん。慣れない仕事に取組む躊躇を振り払い、健気に応対してくれました。
しかし、お金の説明ではやくも、はてな。はてな。はてな。なにか違う。なにか多いぞ、数字が。
私が、店頭で手にした使用料の説明用チラシとお姉さんが持っているチラシを見比べると、お姉さんのは、今回の値下げの前のチラシではありませんか。
かわいそうな iPhone 。
さらに2年間機種変更できないという話のところで、私がその期間ニューモデルが出て陳腐化することに対しての懸念の意味でいった言葉に対し、なぜか、
「 iPhone はいつ販売されなくなるかわかりませんからねぇー。」とのお言葉。
さらに、SIMの装着、アクティベーションに手間取ってから、
「使いにくいですからねぇー。」と一言。
孫正義や谷原章介がいくら絶賛しても、吉本ばななや森博嗣が使っていても、いろいろいじった結果、私はやっぱり凄いと思っても、リアルソフトバンクショップではこのようなことなのでした。