奥様が松坂屋本店の花展を見に行くので、便乗して 出かけました。iPhone 持って。
松坂屋本店は地下鉄と直結です。奥様はそのまま花展へ。私は、すぐ近くの Apple Store Nagoya Sakae に向かいました。
さわやかなバナーが美しい。ポリカーボネートのような色調で、OSXベースのグラフィックの雰囲気をよく反映しています。
新しい iPod nano を手に取って見ました。iPhone を手にしたばかりなので買うことはありませんが、とてもいいできです。
まだ、新しい iPod touch は入荷していないとのことで、ひと世代前のものしかありませんでした。
自宅近所のエイデンや勤め先近所のビックカメラでも手に取ったことがありますが、ここにあると違う製品のよう、So Cool です。
iPhone のケースにいいものはないかと見てみましたが、どれもピンときません。
結局、今持っている iPod も素のままで気にならなくなっているので、ジョブズの審美眼にそった行動、なにもなし、ということになりそうです。
びっくりしたのは、 Apple Store では Wi-Fi がするっと利用できること。これは便利です。
iPhone のマップやこの日のためにイントールした食べログがさくさく使えます(ただ、ときどき落ちます。)。
まだ時間があるので、すぐ近くのナディアパークに向かいました。「ふしぎの海のナディア」とは関係ありません。
ナディアパークは、平成8年11月にオープンした複合施設。
デザインセンタービルとビジネスセンタービルからなるツインビルです。
ロフトを核店舗として、様々な小売、飲食店、オフィスが入居しています。
その間のアトリウムは、壮大な吹き抜け空間が広がっています。かっこいいです。
ナディアパークの名称は、Nagoya、Design、Youth、Amusement、Park からきているそうです。
ホームページの施設の紹介には、「ナディアパークはすべての都市生活者の胸をときめかす、うれしい予感をいっぱいつめこんだ新しいメディアサポート(情報源)として誕生。若者たちの芸術文化活動の核として、総合的なデザイン創造発信の場として…。さらには高感度なショッピングマートやインテリジェントなオフィスゾーンも集約され、さまざまな期待をカタチにしていきます。」
とあります。
文章中の「若者たち」から「として…。」までのために、ここには国際デザインセンターと呼ばれる組織が入っていて、活動しています。
でも、なぜかロフトの上にはソフマップ。たしか昔は紀伊国屋書店があったような。記憶違いか、撤退したのか。
たしかに、世界に冠たるオタク文化を発信しています。
お昼は二人でアップルストアのビルの隣のビル、ベネトンの入ったビルの地下にあるカーザ・デッラマンテという店でランチ。
事前に調べていなければ絶対気づかない。メニューも出てないし、扉もしまったまま。
通りがかりでは入る勇気がでませんよ(まあ、通りががかりではここに至る階段をおりることはないでしょうけど)。
思い切って扉をあけると正面がしきりで右手に進むようになっています。
進むと突き当たりの待ち合いコーナーみたいな所に出ます。そこでカウンターの上に置かれた呼び鈴(実際はブザーのスイッチ)を押し、店員さんを待ちます。
予約なしでも、平日のせいか、OKでした。ようやく、テーブルルームに案内されます。なかなかの演出です。
ただ、我々夫婦にはちょっと落ち着かない雰囲気。
店にはおばさまグループひと組と、おじさまグループひと組。そしてビジネスマンがふたり(別々に)いました。
冷房がよく効いていました。
食事のあと、せっかくなので松坂屋美術館へ。マティスとルオー展を見る。ちゃんとインターネット割引を2枚印刷して持参しており、準備万端です。
でも、松坂屋カード会員なら50%引きであることがチケット窓口で判明、妻が持っているので、そちらの特典を利用することに。ラッキー。
今回マティスの「赤いアトリエ」はなかった。
松坂屋本店南館にはパイプオルガンがあります。なかなかのパースペクティブです。