この人がテレビでしゃべっているのを見るのは初めてだ。
小谷真生子をともなって、東京プリンスホテルパークタワーを案内してまわっているところが放映されていたが、この画像を堤義明が見ているとしたら、さぞかし無念であろう。
しかも番組のなかでは、このホテルを新生西武を象徴するものと紹介しているのだから。
堤が迫りくる危機に対する対応を後回しにしてまで、というか忘れるためかもしれないが、打ち込んだパークタワーの豪奢な姿は、なんとも皮肉である。
西武については、最近「西武争奪—資産2兆円をめぐる攻防 日本経済新聞」を読んでいて、その中で後藤の描かれ方は必ずしも好意を感じさせるものではなかった。
この番組ももしかして「堤さん、今度宣伝のために番組に出るんだけど、いいでしょうか」なんてお伺いしているんじゃないかと思いながら見ていたが・・・・。
予想を上回る弁舌さわやかな御仁である。第一勧銀時代の改革派の肩書きは伊達じゃない。
それにしても、誰かに似てるなぁと思っていたら、そうそう、堤清二と同系統の顔立ちだと合点がいった。
集合と位相の名著2冊
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前回から、かなり間が空いてしまった。 今回は「集合と位相」の本を紹介しようと思う。
その前に、昨日、劇作家・唐十郎さんの訃報に接したので、唐さんの芝居の思い出を書こう。
唐さんの演劇を観たのは、1980年から1983ぐらいが中心だったと思う。たぶん、最初に観たのは、『女シラノ』だったんじゃないかな。『お化け煙...
1 週間前