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2009年6月28日日曜日

凝縮された建築家住宅本


"24の家 建築家と建てた夢を育む住まい" (鈴木 紀慶)

目次

こころが澄む。 中村好文/湘南の家 神奈川県鎌倉市

自然と対話する。 川口通正/穴居人 東京

夢のかたち。 岸 和郎/深谷の家 埼玉県深谷市

白いかげり。 坂本 昭/白翳の家 大阪府箕面市

身近に感じる自然。 竹原義二/箱作の家 大阪府阪南市

屋根の上で楽しむ。 手塚貴晴+手塚由比/屋根の家 神奈川県秦野市

気持ちのよい平屋。 横河 健/赤堤の家 東京都世田谷区

自然を崇める。 後藤哲夫/Asian Gate House 沖縄県島尻郡

爽やかな白い箱。 小川晋一/White Cube  広島県広島市

清楚なうつわ。 小泉誠/スミレアオイハウス  東京都三鷹市

反転する内と外。 椎名英三/光の森  群馬県前橋市

カフェで憩う。 内海智行/nooks  埼玉県新座市

床に親しむ。 大野正博/稔台の家  千葉県松戸市

やわらかい仕切り。 泉 幸甫/Apartment 鶉  東京都豊島区

空気をまとう。 三分一博志/エアー・ハウス  山口県萩市

森に住む。 堀部安嗣/軽井沢の家  長野県佐久郡

建築を楽しむ。 坂 茂/ガラスシャッターの家  東京

自然と戯れる。 末廣香織+末廣宣子/佐伯の住宅 大分県佐伯市

甦える民家。 矢吹昭良/八尾の家 大阪府八尾市

海を楽しむ。 梅林 克/BEACH HOUSE 千葉県富津市

箱に住む。 難波和彦/箱の家-71 東京都調布市

淡い光。 隈 研吾/PLASTIC HOUSE 東京都目黒区

聖なる場。 竹山 聖/安城のスタジオ 愛知県安城市

夢の箱。 安藤忠雄/4×4の家 神戸市垂水区

24人の建築家リスト

2009年6月27日土曜日

広がるエイティーズ


"「理工系離れ」が経済力を奪う (日経プレミアシリーズ)" (今野 浩)

1964年生まれの私が高校生の時には、たしかにトップクラスの出来る子は理系クラスを選択していた。

その遠因がスプートニクショックにあったとは。

そして今は、スプートニクショックの震源地ソ連すらない。



題名から妙なよいしょ本かと思いきや、的確な社会経済分析をベースとしたいたって真面目な内容の本。

あのころの選択や過ごした時代を、大きな視野でパズルを組み合わせるように思い起こすと、戯画的でありながら、その一瞬一瞬の真剣さはなんともいじらしい。





2009年6月21日日曜日

岡崎高校コーラス部、モーツアルトのレクイエムを唄う。






今日久しぶりに愛知県芸術劇場コンサートホールに行きました。
ベルリン・フィルハーモニー、サントリーホールと同じワインワインヤード型で、座席は、舞台正面から向かって右。指揮者の右顔がよく見える位置でした。
コバケンさん見るの何年ぶりでしょうか。かわらず、お元気そうです。
端正な40番には、ちょっとイメージ的にどうだろうなんていらぬ心配をしていましたが、あのうなり声があっても、流麗でありながらスイング感が溢れる演奏で、満悦しました。
そして、今日のコンサートのメインは、岡崎高校コーラス部の歌声です。
モーツァルトのレクイエム。
すばらしい。
私たちが在学していた時には、これほどの隆盛になるとは、思っていませんでした。
これでも当時少し誘われて、何日か練習に参加したことがあったのですが、没入するにはいたらず、敬して遠ざかりました。
もっと、当時は、いろいろ忙しかったし、余裕がないと思っていたものですから。



2009年6月20日土曜日

帰蝶、あるいは

"異形の城" (東 秀紀)

安土城趾は、昔見に行ったことがあります。

1回ということはない。

2回だったかな。3回かも。

最初に行った当時は石垣しかありませんでした。

信長時代には、安土山の麓まで迫っていた湖の水は、遥か遠くに後退していました。

それほど期待せずに読み始めたものの、安土城と明智光秀の反逆を結びつけたのは、建築の専門家ならでは着眼点。

本能寺もの、信長ものは多く読んだが、帰蝶が唆したというのも、ここまで直接的に書いているのを読むのは初めて。

内藤教授の復元案にはいろいろ異論も出ているようだが、吹き抜けの描写があるからこそ、この小説は映える。

光秀の行動が得心のいくものとして、迫って来た。

俺たちはチームだ By

"なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術" (小室 淑恵)


  1. 朝メール
  2. 夜メール
  3. 一週間記録シート
  4. 業務分析シート
  5. 課題発見シート
  6. 見直し面談
  7. チームビジョン
  8. カエル会議
  9. ドリームミーティング
  10. ムダトリ会議
  11. 引き継ぎマニュアル
  12. マルチ担当制
  13. ミニドミノ人事
  14. プラスα評価
  15. 全員メンター制
  16. ほめ9:だめ1
  17. アクションシート
  18. カンタンIT
  19. 全部議事録
  20. スキマ面談
  21. 在宅勤務システム
  22. スキマ備忘録
  23. ミニ締め切りルール
  24. 変化報告シート
  25. カエル! ジャパン




2009年6月19日金曜日

iPhoneOS3.0アップデート

夕方豪雨。 電車が止まり、ダイヤ乱れる。 役員の会議原稿案書きが降って湧いたこともあって、家に着いたの11時。 エクセルパスワード問題も未だ解決せずブルー。 と! iPhoneOS3.0配布開始しているではないか。忘れてた。 早速アップデート。 無事完了。 えっ! Wi-Fi ネットワーク検出しない。 慌てたが、電源OFFして再起動で簡単に解決。

2009年6月18日木曜日

パスワードをめぐる冒険

なにがばからしいって、設定したパスワードを思い出せないこと。

頻繁にパスワード設定を求められる時代、他人にはわかりづらく、忘れにくいようにその時は考え抜いて設定しているのに。

少し経つと、いつも忘れてる。

2009年6月16日火曜日

佐藤と川崎


"プレゼンテーションの極意" (川崎 和男)

カンブリア宮殿で川崎和男を見た。

MacPowerで連載を持っていて、名前は聞いたことがあったが、ここまでの人とは知らなかった。

デザイン系では、佐藤可士和の名前を覚えたところ。


公認会計士、建築家シリーズに続き、新たな分野です。

2009年6月14日日曜日

シュンペーターを読んだのはいつの頃だったか。


"いまこそ、ケインズとシュンペーターに学べ―有効需要とイノベーションの経済学" (吉川 洋)

シュンペーターというカタカナの連なりは、なにかしらかっこいい。

多分、この字面が、私に英雄的な響きを想起させるのだ。フルトヴェングラーと重なる。

「経済発展の理論」「資本主義・社会主義・民主主義」は、日本語訳ではあり、斜め読みだが、一応目を通した。

(ものの、詳細は、記憶の闇に包まれてしまっている。新結合とか、企業者などのメルクマール的な言葉は衒学的なツールとして刻まれているが。)

数学が不得手だったというのには、親近感を抱くなぁ(レベルが違うけど。)。

一方、ケインズは、「雇用・利子および貨幣の一般理論」を塩野谷、間宮と訳本2種そろえて持っているにもかかわらず、通読できていない。

(この題をすらすら口にすると、それでも快感を覚える。)

そして、つい彼らの名前が出てくる本は、手に取ってしまうのだよね。

フラット化しない世界


この手の本は、ワンフレーズとその並べ方が重要。取り出すと、こんな感じ。

CAGEの枠組み

Cultural(文化的な隔たり)

Administrative(制度的な隔たり)

Geographical(地理的な隔たり)

Economic(経済的な隔たり)

ADDING価値スコアカード

販売数量の向上(Adding Volume)

コストの削減(Decreasing Cost)

差別化(Differentiating)

業界の魅力の向上(Improving Industry Attractiveness)

リスクの標準化(Normalizing Risk)

知識(およびその他の経営資源)の創造と応用(Generating Knowledge)

AAA戦略

適応(Adaptation)

集約(Aggregation)

裁定(Arbitrage)

グローバル戦略の再検討:実践にとりかかるための5つのステップ

1.業績の評価

2.業界、競争力の分析

3.差異の分析:CAGEな隔たりの枠組み

4.戦略オプションの策定:AAA戦略

5.価値の評価:ADDING価値スコアカード

2009年6月13日土曜日

松の3乗

"成層圏紳士" (松本 隆)

1980松田聖子病持続中

そして感心は、松任谷正隆、さらに、松本隆へと拡散している。

カルロス・クライバーを聴きにカナリア諸島へ。

クプファーの演出を見にベルリンへ。

文化的な嗜好に重なるところがある。

とても追随できないが、グーグル替わりに情報収集してくれていると考えればいいか。

それにしても、松田聖子に対する評価は、すさまじく高い。

「心象風景まで歌える」「詞の行間まで歌ってしまう」「並の歌手では出来ない語尾の処理」(P27)とこれ以上ないもの。

これほどの作詞家で、作者本人が書くのだから、間違いないのだろう。

ただ、赤いスイートピーの「タバコの匂いのシャツに そっと寄りそうから」は、紫煙嫌悪がいや増している私には、許容できないところだが。