読み応えがあった。
もし、バーナンキが大恐慌の研究をしていなかったら。
フリードマンの90歳の誕生日を祝う席で、
「大恐慌についてですが、お二人のおっしゃるとおりです。
われわれ(FRB)がそれを引き起こしたのです。
とても残念なことです。
でも、お二人のおかげで、われわれは同じ過ちを繰り返しません」
と、フリードマンとアンナ・シュオーツに誓っていなかったら、
大恐慌2.0は、避けられなかったかも知れない。
"バーナンキは正しかったか? FRBの真相" (デイビッド・ウェッセル)
につづけて読んだので、同じ出来事でも多面的に考えることができた。
また、違う立場からの見解については、これ。