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2009年2月8日日曜日

45歳、読書の和

最近集中的に読んでいるのが、高橋洋一もの。


"この金融政策が日本経済を救う (光文社新書)" (高橋洋一)

野口悠紀雄と同じく、東大で大蔵省だけど法学部でなく、理系の人である。ただ、インフレ・ターゲット論についての見解は真逆である。
この問題については、私はどちらが正しいのか、片方を支持する論者の本を読むとその度ごとにその人の意見になるほどもっともだと思い、恥ずかしながら右往左往状態。
それにしても、この人は郵政民営化、政策金融改革、公務員制度改革など巨大な仕事をつきつぎと、場合によっては通常の正式な指揮命令系統の仕事と平行して、それとは別になにかサークル活動というか勉強会みたいな雰囲気でこなしていく。
郵政民営化では、コンピュータシステムの検討までし、80人のSEと対決したという。
同じ時間軸空間軸にいる人とはとても思えない。
中学生の時に大学レベルの数学が理解できたそうであるが、さもありなんである。