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2009年11月15日日曜日

忠誠心フィルター

"使える!経済学の考え方―みんなをより幸せにするための論理 (ちくま新書 807)" (小島 寛之)

幸福、平等、公正、自由、安定を数学を使って論じる

1 数学の持つ非情緒性という性格は、むしろ、人の情動のようなものを適度に遮蔽して、冷静な思考を促すことを可能にする。

2 形式論理のうえでは誤りがない。

3 「少なくとも理想状態では成立するような例」を与えることができる。

そういう本なので、途中で、長いものではないものの、数式を使って説明しているところは、細切れ時間を利用して読んでいる私のようなものには、すとらぐるかネグることになってしまったが、終章とあとがきで大爆発。

タイトルから受ける印象とは全く異なる重い内容になっています。