著者は、早生まれでなければ、ちょうどわたしと同学年にあたる。
大学卒業後に銀行(住友か三和であろうか。)に一時勤めた後、学者の進に移って現在は、東京大学東洋文化研究所准教授である。
通常、経済学の世界では、神格化されているスミス、神格化されつつあるフリードマンに対しても容赦ない。ネクロ経済学と名付けて、その破壊的な側面を抑制する必要があると説く。
孔子、フロム、ポラニー、フィンガレット、エンデなど多彩な人物、思索をふまえ、ビオ経済学を希求する。
集合と位相の名著2冊
-
前回から、かなり間が空いてしまった。 今回は「集合と位相」の本を紹介しようと思う。
その前に、昨日、劇作家・唐十郎さんの訃報に接したので、唐さんの芝居の思い出を書こう。
唐さんの演劇を観たのは、1980年から1983ぐらいが中心だったと思う。たぶん、最初に観たのは、『女シラノ』だったんじゃないかな。『お化け煙...
1 週間前