解決できる能力、余裕がありながら、みすみす悪い方に舵をとってしまっている。
世界に対する見方にジェフリー・サックスと立ち位置は同じものを感じる。
ちょっとした持てるものの吝嗇がつもりつもって自らのよって立つ大地を浸食していく緩慢な破綻を避けるには、転機が必要。
80年代のような軽やかな楽観への転機が。
バブル崩壊の記憶がない世代の登場を待つしかないのか。
今から考えると折角の楽観へのとば口となりえたライブドアなどの活動をあれだけ粉砕してしまったのは、大きなあやまりだったのではと感じてしまう。